採用情報

お知らせ

2026.07.22
知ってる?「熱中症について」~知っておきたい熱中症対策と水分補給の選び方~

 

こんにちは、わかばホールディングスです。

毎年夏になると必ず耳にする「熱中症」という言葉。

今年も酷暑日や警戒アラートがでるほどの暑さがやって参りました。
あらためて熱中症について「なんとなく怖いものというイメージはあるけど、実際どういう仕組みで起こるの?」「対策はしているつもりだけど、これで合ってる?」という方も多いのではないでしょうか。

今回は、熱中症の仕組みと原因、そして今日から実践できる対策や、水分補給に適した飲み物の選び方について、管理栄養士の視点でご紹介します。

 


☀️熱中症とは

熱中症とは、高温な環境下で体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもってしまった状態を指します。

本来、私たちの身体は、汗が蒸発したり、皮膚の温度が上昇したりすることで体内の熱を外に逃がし、自然と体温を調節しています。
ところが、気温や湿度が高い状況が続くと、この体温調節が追いつかなくなってしまうのです…⚠️

 

熱中症になると、めまいや立ちくらみ、頭痛、吐き気などさまざまな症状が現れます。重度になると意識障害を起こしたり、最悪の場合は命に関わることもあるため、決して軽視してはいけません。

近年は夏の暑さが年々厳しくなっており、熱中症により救急搬送される件数も増加傾向にあるといわれています💦搬送者の半数以上を65歳以上の高齢者が占め、発生場所としては自宅(敷地内を含む)が最も多いという傾向も報告されています。

 


☀️熱中症の原因

熱中症は、主に3つの要因が重なることで起こるとされています。

 

①環境
気温が高い、湿度が高い、風が弱い、閉め切った屋内、急な暑さ など

②身体
乳幼児や高齢者、脱水状態、持病がある など

③行動
激しい運動、長時間の屋外作業、水分補給をしない など

これらが重なることで体温調節がうまくいかなくなり、熱中症を引き起こします。

とくに注意したいのが、乳幼児と高齢者です。

乳幼児は、自分で暑さを避ける行動がとりづらいうえ、体温調節機能が未発達。地面に近い分、照り返しの影響も受けやすく、体水分量が多いために外気温の影響も受けやすいという特徴があります。

高齢者は、加齢により喉の渇きや暑さを感じにくくなること、もともと体水分量が少ないこと、食事量の減少などが重なり、気づかないうちに脱水状態が進んでしまうことがあります。

 


☀️熱中症対策

日常生活の中でできる対策を、6つのポイントに分けてご紹介します。

1)涼しい服装:
通気性がよく吸湿速乾性のある服を選び、帽子や日傘、ファンや冷感ミストも上手に活用しましょう。
2)適度な休憩:日陰や涼しい場所でこまめに休憩を。
3)水分補給:水分と塩分をこまめに補給しましょう。
4)気象情報のチェック:
天気予報や熱中症警戒アラートを日々の行動の参考に。
5)体調を整える:
寝不足や栄養不足、飲酒などは熱中症のリスクを高めます。
6)暑熱順化:
暑さに身体を慣らしておくことも大切です。早めに汗をかけるようになり、熱中症対策モードに切り替わりやすくなります!
日頃から適度に汗をかく活動を意識してみましょう🏃

 

💡簡単セルフチェック「脱水状態かも?」と思ったら

日常の中で、簡易的に脱水状態を確認できる方法があります🔍

参考:厚生労働省「熱中症の予備軍『隠れ脱水症』の見つけ方」

 

🔎尿の色:
通常は薄い黄色ですが、濃い黄色になっている場合は脱水の可能性があります。上記図の色を参考に、日頃から自身の状態をチェックする習慣をつけておくと安心です。

🔎爪の色:
親指の爪を押して離したとき、色が白からピンクに戻るまで3秒以上かかる場合は脱水の可能性があります。

🔎皮膚:
手の甲の皮膚をつまんで離したとき、元の形に戻るまで3秒以上かかる場合は脱水の可能性があります。

ちょっと気になったときに、ぜひ試してみてくださいね💡

 


💧水分補給に適した飲み物

「水分補給」といっても、実はシーンによって適した飲み物が異なります。

 

通常時:
麦茶などがおすすめです。 コーヒーや緑茶はカフェインの利尿作用があるため、水分補給としてはあまり適していません。

汗をかくとき:
スポーツドリンク、または水+塩タブレットなどがおすすめです。
汗をかくと水分だけでなくナトリウムも失われます。水だけを補給すると体液が薄まり、身体が水分を外に出そうとしてしまうため、塩分もあわせて補給することが大切です。

脱水・嘔吐があるとき:
経口補水液がおすすめです。
経口補水液は、脱水症の食事療法として使われる飲み物で、適切な濃度で水と電解質を補給できるよう作られています。ただし、健康なときに熱中症予防として日常的に飲む必要はありません💦
持病がある方は、飲む前にかかりつけ医や薬剤師にご相談ください。

 


☀️まとめ

熱中症は、症状が出てから対処するより「なる前に防ぐ」ことがなにより大切です。特にご高齢の方やお子さまがいるご家庭では、周りが少し気にかけてあげることも予防につながります。

日頃の小さな備えで、リスクを減らすこともできます!
「今日は暑いな」と感じたら、涼しい服装や休憩、こまめな水分補給を意識してみてください。そして、シーンに合わせて飲み物を選ぶことも、上手な熱中症対策のひとつです🌿

みなさまが暑い夏を元気に過ごせますように…!
これからも管理栄養士の視点で、季節に合わせた健康のヒントをお届けしていきます🌱

 

熱中症と思ったら薬局でお休みください🌱

わかばグループの各薬局では、ご高齢の方やお子さま連れの方々が、暑さの厳しい日中に外出した際に、熱中症にかかることがないよう薬局を一時的な休息所として提供しております!💊

給水機のある薬局では水分補給ができるよう、お水を無料提供しております。
通院の途中や外出の際や、体調がすぐれない場合や涼める場所をお探しの方はお気軽に薬局にお立ち寄りください。処方箋がなくともご心配なく、お気軽にご活用ください。

 

💊わかばグループの薬局一覧はこちら

 


参考文献・資料

この記事は以下の書籍・WEBサイト・資料を参考にしています。

・厚生労働省「熱中症予防のための情報・資料サイト」
・環境省熱中症予防情報サイト「熱中症の予防方法と対処方法」
・こども家庭庁「みんなで見守り『こどもの熱中症』を防ぎましょう!」
・気象庁「熱中症から身を守るために」
・大塚製薬工場「経口補水液OS-1|脱水症チェック方法」
・日本コカ・コーラ株式会社「アクエリアス 製品情報」

正しい知識をお届けするため、管理栄養士が信頼できる専門資料をもとに発信しています。


いつものお薬も、ご家族のお薬も、まとめて安心。
ぜひ、わかばホールディングスにおまかせください。