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お知らせ

2025.11.12
第19回日本薬局学会学術大会に参加いたしました📖


■第19回日本薬局学会学術総会


 

2025年11月1日~2日に開催された、第19回日本薬局学会学術総会でわかば学術部が発表いたしました🌱

今年度は北海道札幌市「札幌コンベンションセンター」で開催され、両日で延べ8,420人が参加されました!(現地3,610人/WEB4,810人)

私たちわかばホールディングスからも薬剤師が参加させていただきました。

今大会にて発表したわかばの演題とその研究内容についてご紹介いたします。

 

 

 


■わかばが今大会で発表した演題と内容について


本学術総会にて発表したわかばの演題とその研究内容について簡単に紹介させていただきます。

 

 

■一般演題『高齢者のALDに合わせた医薬品の薬剤特性を活用した一例

高齢者施設に入居する90代女性で、便秘傾向があり週1回の摘便が必要な状態でした。嚥下状態が悪化し粉砕薬中心の内服となる中、追加薬でも改善がみられず、また錠剤やカプセルの飲み込みが難しくなっていたため、介護施設より薬の剤形変更や粉砕調剤の希望がありました。

ゼリーの下剤を服用することで、便秘だけではなく他の薬が服用しやすくなり、粉砕調剤を回避できるのではないかと考え、カプセルの下剤を嚥下しやすいゼリー剤(ラグノス®NF経口ゼリー)へ変更・調整を提案し、服薬状況に合わせて使用量を段階的に増量したところ、自発排便が得られ、摘便が不要となりました。

剤形の特性や服薬しやすさに着目した薬剤師の介入が、排便コントロールの改善につながったことに加え、介護現場の負担軽減にも寄与したと考えられます。高齢者の嚥下機能や生活状況に応じた剤形の選択は、今後の在宅医療・施設医療において重要な視点であり、私たち薬剤師が主体的に価値を発揮していきたい領域です。

本テーマに関連する学術的な情報交換をご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。(問合せフォームより受付けております。)薬学生さんからのお問合せも大歓迎です。


 

以上、第19回日本薬局学会学術総会の報告でした📖

 

次回の第20回日本薬局学会学術総会は2026年10月17日(土)・18日(日)、大阪府のグランキューブ大阪(大阪国際会議場)での開催となります!

今後もわかばの学術部の活躍にご期待ください!

 

 

 


 

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♯札幌コンベンションセンター #わかばの学術部